こんにちはDr.Kです。

前回の記事では、
「エッセンシャル思考」を
読んで私が実践した際に
一番重要だと思う事を書きました。

エッセンシャル思考は使えるのか?

今回は、同じ作者の2部作目になる
『エフォートレス思考』を見ていきます。

結論から言いますと...

『エッセンシャル思考』
『エフォートレス思考』

この二つを組み合わせる事で、
凄まじいパワーを発揮します(滝汗)

ちなみに、エッセンシャル思考が、
重要な『何』を選ぶ為の『選択』
について徹底して書かれた本で...

逆に、

今回のエフォートレス思考は、
選び抜かれた『何』を...

『どうやって効果的に実践するか?』
このポイントにメスを入れた本だと感じます。

非常に参考になります。

そもそも、現代人は情報カオスの中で
生きているので、本当に重要なモノを
選ぶことが難しくなっています。

「もっと多くの情報を...」
「もっとたくさんのモノを...」
「もっと、もっと....」

これが私達が無意識に陥る、
「欲ばり意識」です。

収入が増えても、結果的に
更に使うお金が増えて必要な
お金が増えるのも...

この『欲ばり意識』が私達を
「もっと、もっと」という方向に
進めてしまうからなのです。

それを解決する為に様々なアングルから
書かれた本がエッセンシャル思考でした。

「本当に重要な仕事を選び」
「一番優先順位の高いものを選ぶ」

しかし、

「優先順位を決めても、
外せないモノに溢れてしまったら?」

その問題を解決する為に書かれたのが、
『エンフォートレス思考』です。

『ビッグロックの法則』

ビンに石を入れていくメタファーが
非常に興味深いのですが...

小さい石や、大きい石があった時に、
小さい砂利や砂を先に瓶に入れると
大きな石を入れるスペースがなくなってしまう...

しかし、先に大きな石を入れてから
砂利や砂を入れると綺麗にフィットして
入れることができる。

これがビックロックの法則です。

要約すると...

大きいモノ(重要度の高い)
モノから手をつけて、小さいモノ(重要度が低い)
は後からやる。

大きい石=仕事や家族などの優先度高
小さい石=スマホいじり、SNS、取るに足らない事

これを比喩で教えているのが、
このビックロックの法則です。

しかし、

便に入れる大きな石が、
ビンから溢れてしまったら...

※-かんき出版エッセンシャル思考22ページ参照-

これは...非常に問題なワケです。

その中でも、重要度を決める必要は
ありますが、それ以上にどうやって
重要度の高いモノをこなすか?

という「やり方」が重要になります。

最小の労力で最大の結果を出す

正直、言うのは簡単ですが、
やるのは遥かに難しいです。

誰も必死で努力して、頑張って
辛い思いをして、結果を出したい
とは思えません。

『楽をしたい』

その欲求に私達は抗えないのです。

なので、最小のパワーで最大の結果が
出すことができたらこれほど嬉しい
事はありません。

しかし、現実に可能にする方法が
エフォートレス思考です。

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どうやったら、最小の力で
最大のパワーを引き出せるのか?
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これはビジネス業界では良く言われる事ですが、
『レバレッジ(テコの原理)』が重要になります。

エフォートレス思考の本は、20対80の法則で
言う重要な2割をレバレッジをかけて実践する
為の『やり方』にフォーカスしています。

いろいろなアイディアが書かれていますが、
私が一番実感しているのは...

行動をシンプル化する事です。

つまり『簡単』にする事が重要なのです。

しかし、

簡単にすると言っても、具体的に
『何』を簡単にすれば良いのか?

というところがポイントになります。

この質問に対する答えは、
20対80の法則で導いた
最も重要な『何』を、

シンプルかつ簡単で、
摩擦が少ないレベルで
実践する事が重要です。

例えば...

ダイエットしてどうしても
痩せて美しくならないといけない
状況が発生しているとします。

その場合...最初から激しいレベルで、
10km走ったり、ジムに通って
2時間エクササイズすると...

確実に挫折する事は目に見えています。

でも、どうしても...痩せなければ、
好きになった彼が他の女に
取られてしまうかもしれない。

そんな時には、最初のスタートを
とにかく『摩擦を減らして』
実践する事が大切です。

もし、ダイエットの為に走るならば、

3ヶ月後に30分のジョギングが
できるところまで練習する!

と目標を決めて、最初は、
10分歩いて、5分ジョグ、10分歩く
という感じで...

非常に感情的にも肉体的にも、
『摩擦』が少なく状態で
実践する事が大切です。

1週間ほど経ち摩擦になれてきたら、
10分歩いて、10分ジョグ、10分歩く

2週間ほど経ち更に摩擦になれたら...
5分歩いて、12分ジョグ、5分歩く

この様な流れで徐々に強度を、
高めていきます。

すると、不思議なのですが、
あれだけ走るのがキツくても
フルオートで走れるようになります。

これは、副業や起業でも同じ事がいえます。

最初は、ブログを書くのも本当にしんどいです。

いきなり毎日8000文字を書く!!
なんて約束した日には、速攻挫折します。

最初は150文字からでも良いのです。

時間にしたら10分からスタートでも
全然構いません。

あなたにとって最も摩擦の少ないところから、
小さくスタートしていきます。

これは、長期的かつ短期的にも
非常に使えるメソッドです。

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雪だるまの法則
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雪だるまを作った事はありますか?

小さな雪玉でも、坂で転がすと、
「ゴロン、ゴロン、ゴロンと転がり...」
次第に巨大化して物凄い速度で進みます。

これが、私達の人生でも良く起こります。

例えば、

仕事の際に、非常に難しいタスクを
処理しないといけない場面があるとします。

その際、大きくて摩擦が大きい課題であれば、
工夫してシンプルに小さいタスクに変更して
実践する様にすると実践可能になります。

例:

明日のプレゼンの資料を作らないといけない、
どこから始めよう...

小さく始める
明日のプレゼン資料まずタイトルを考えよう!!

具体的で数分で実践可能な目標にすると、
人の脳は考える事が出来るようになります。

そうすると、雪だるまの法則と同じで..

思考のループがゴロゴロと加速して、
段々と高速で頭を回転させられる様に
なっていきます。

運動にも『ウォーミングアップ』が必要な様に、
頭脳労働にも必ず『ウォーミングアップ』が
必要になります。

いきなりハードな考える作業をするのは、
言ってしまえば準備運動無しにフルマラソンを
走り始める様なものなのです。

どんな事でも、スタートは小さく、そして
徐々に拡大していく。

これが、長期的かつ短期的に大きな
成果を出す最大のポイントです。

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-最小のパワーで最大の結果を得る
具体的なアクションプラン-
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ステップ1:
20対80の法則に当てはまる
重要な「2割」を特定する

例)仕事でも最も利益を上げているのは、
セールスレターの執筆だ

ステップ2:
重要な2割以外の選択肢を捨てる

例)facebookを見るなど利益に繋がらない
不要な仕事は辞めると決断する

ステップ3:
最も重要な2割のタスクを
達成する為の具体的で期限付き
達成可能なレベルで作る

例)12月7日までに、
新しい商品のセールスレターを
書き上げる

ステップ4:
最も重要な2割をより
最小の力で実行する方法を考える

例)セールスレター執筆(重い)
キャッチコピーを書く(軽い)

まず、最初にキャッチコピーを5つ
書き出してみよう!

セールスレターの執筆への、
アクションが軽くなる。

ステップ5:
タスクを楽しむ工夫を入れる

例)キャッチコピーのアイディア出しを、
ゲーム感覚で出来る様にタイマーを
使って時間内に思いつく勝負を自分にしかける

楽しむ事で人はフロー状態に入り、
『集中力』が爆発的に向上する。

ステップ6:
定期的な回復タイムを入れる

例)キャッチコピーのアイディア出しを、
30分やったら、10分は外を散歩する

回復の時間が無いと、人は燃え尽きて
そこから継続する事が難しくなる

ステップ7:
目標への達成率を計測する

例)12月7日までタスクを完了させる
必要があるが、今の完成率は大体
50%くらいか...

なら、毎日1時間書けば完成するな!

ステップ8:
システム化する

ステップ1〜ステップ7までの流れを、
毎日確実に実行できるシステムにまで
落とし込み継続できるようにする。

例)セールレターを書く時には、
ステップ1〜ステップ12まで、
1つ1つ進めば2ヶ月で完成する!

このペースでいけば、無理なく
月に50万円ペースで入金できる。

このステップ8までの流れで、
仕事を進めると非常に効率的かつ、
効果的に仕事を進めることができます。

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まとめ
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前回のエッセンシャル思考に続き、
エフォートレス思考を読み込んだ上で
私の主観や体験を踏まえてまとめました。

ただ、この2つの本を読んで、
改めて理解した事は...

最も重要な『何』を選択し、
最も重要な『何』をどうやって
効果的にこなすか?

という部分ですね。

選択ができても、選択を
活かす事ができなければ
それは本末転倒です。

理想を現実にする為の知恵が、
このエフォートレス思考には
詰まっていると感じます。

この記事はあくまで
私の主観がかなり入っているので、
人によっては全く捉え方が変わると思います。

それでは。

Dr.K

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