Dr.Kです。

今回は、成功や幸福、自己啓発のテーマを
語る時に必ず出てくる『フロー』について
シンプルかつ効果的に入る方法を解説します。

今回の記事を読んでいただけたら、
毎日の生産性が上がり仕事であれば
大きな成功を収めたり...

趣味でも技術を卓越させられたり...

努力が必要な対象がを苦しむ必要が無く、
楽しみながら出来る様になる非常に
画期的な理論です。

それのカギが『フロー』になります。

そもそも『フロー』とは?

無我の境地、ゾーン、超集中状態など
様々な言葉で「フロー」について解説
されていますが...

シンプルに一言で言うと、
『究極の没頭状態』だと言えます。

集中の領域を超えた、
時間の概念さえも無くなる、
『超集中状態』をフロー状態と言えます。

めちゃくちゃ楽しい事をしている時に、
気がついたら時間があっという間に
経ってしまった経験は誰しもがあると思います。

あれこそまさにフロー状態と言えるでしょう。

そもそも、なぜ今回「フロー」というテーマで
勉強してこの記事を書いたのかと言うと...

純粋に仕事に退屈して、
人生がイマイチ楽しくないと
感じていたのがキッカケでした。

そんな時に1冊の本と出会いました。

『M・チクセントミハイ』さんの書かれた
-フロー体験喜びの現象学-

この本に書かれている内容を
シンプルに一言で言うと..

『人生の生産性を最大化しながら楽しむ方法』

つまり、仕事でも趣味でも何でも、
最大限進化しながら毎日の生活を
心から楽しむ為の理論を書いた本です。

若干難しい単語や言葉が多いですが、
非常に学び深い本だと思います。

この本を学び私の体験や経験に基づいて、
最も重要なフロー理論について、
この記事では
解説していきます。

話は変わりますが、、、

自己啓発やモチベーションセミナーなどで、
良くやるワークの一つで、

ビジョンや目標を見つけて達成している
ところをイメージする
というモノがあります。

確かにあのワークは素晴らしいです。

あのワークをすると実際に
本当に現実化するのは私も
体験しています。

しかし、

苦しみもかなり伴いながら、
達成に向けて努力していた感が強いです。

けれど、そこに「フロー理論」を
しっかりと組み込めていたら、
楽しみながら達成が可能になります。

フロー理論を学ぶと素晴らしいポイントは、
達成する「ゴール」の喜び以上に...

達成するまでの「プロセス」の段階での、
喜びが強い事を認識する事できるようになります。

「えっ?どういうことだ?」
と思われるかもしれませんが...

実は、私達は何かを達成して幸せになるのではなく...

達成するまでのプロセスの段階に一番の幸せや
喜びの瞬間が隠されているのです。

M・チクセントミハイさんは、
目標(チャレンジ)を達成する為に
没頭状態になってるのがフローだと言います。

スポーツの世界で勝敗を決める場合は、
勝った負けたの前にスポーツをやってる時の
”没頭感”が何よりも彼等の喜びなのです。

例えば、

水泳200mクロールなどは、
全力で200m泳ぐので、

正直肺が爆発しそうになるくらい辛いです。

しかし、

その一瞬一瞬にゴールに向けて進んでる
からこそ、その選手が持つ潜在能力を
引き出して挑戦しているところに
彼らが泳ぎ続ける秘密があるのです。

つまり、勝った負けたは後々の特典
みたいなモノだということがわかります。

確かに勝てたら嬉しいですし、
負けたらすごく悔しいです。

が、

負けて悔しい思いをしても、
また勝つために努力して
スキルを磨いて成長している実感に、
喜びの秘密が詰まっています。

これはあらゆる人生の側面で言えることです。

『成功したら幸せになるのか?』

実は、成功しても幸せにはなれません。
M・チクセントミハイさんもこの点に
ついて深く解説していますが...

登山やマラソンなど、確かに
『達成』した時の喜びは素晴らしい物が
ありますが、それ以上にプロセスが楽しい...

苦しくても、山頂に向けて登り続けてる
あの瞬間に人生の生きがいは詰まっているのです。

弱虫ペダルという漫画で、
『真波山岳くん』という
山を登らせるとめちゃくちゃ早い
登場人物がいます。

彼は、インターハイ決勝で
激坂を登りながら、限界まで出し切り、
手足の感覚が無くなっても...

「苦しい...でも生きてるって感じがする!!」
と言って、更にペースを上げて登ります。

完全にドMなのかな?と勘違いしますが、
彼は超高度なフロー状態に入ってると言えます。

達成目標があり、
ライバルが横を走っていて、
限界ギリギリを走ってる...

まさにフロー状態に入る
キーポイントが揃っています。

※世界思想社-M・チクセントミハイ-喜びの現象学-95p参照

ここまで色々なフローに関する
話をしてきましたが、最後に
実際にフローに入るには
どうすればいいのか?

まとめます。

フローインアクションステップ:

ステップ1:
具体的かつ期限が決まった目標

ステップ2:
能力に対して挑戦可能な課題

ステップ3:
明確なフィードバック

ステップ4:
能力を向上させ、目標も向上させる

ステップ5:
継続して、向上の段階を楽しむ

この5ステップを色々なところに
当てはめる事でビジネス、趣味、
スポーツ様々なところで楽しみながら
大きな結果を出す事が可能になります。

-まとめ-

今回フローというテーマについて解説してきました。

実際に問題、毎日大量の仕事をこなし、
大量の勉強をして、大量に遊ぶとなると、
疲れたり、ストレスを感じていては難しいです。

そんな時、仕事でもスポーツでも
努力が必要な場面で努力をツライではなく、
楽しむ為の最も重要なモノがフローです。

私達は、中々フローに入るずらい環境に
生きていますが...

訓練次第では、フローに入る時間、
継続時間、全て向上させる事が
可能になります。

ぜひ、このフローのステップを使って、
大きな結果を出してください。

Dr.K

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